招徳酒造さんで蔵人体験してきました?! [おでかけ]
京都伏見の招徳酒造さんで酒造り作業の体験をしてきました。(1/4)
招徳酒造ファンクラブ(メーリングリスト)で蔵人体験の案内があったので、
申し込んでみたら当選してしまいました。
伏見の蔵に朝8時の集合です。
前泊も考えましたが、検索すると名古屋の自宅から始発で行けば間に合うことがわかったので
朝一で移動しました。
体験するのは生酛づくりのやまおろし作業。
生酛造りは自然界に存在する乳酸菌を利用した昔からの醸造方法です。
招徳さんでは今の大塚杜氏さんが手探りで始められたそうです。
やまおろし作業は櫂入れ行うイメージですが、
招徳さんでは踏み踏みしてすりつぶしています。
作業前(麹と蒸米と水が混ぜられたもの。この日の午前3時に仕込んだそうです)
長靴を履いてビニールを介して踏み踏みします。^ ^
途中休憩を入れて15分の作業後。
この後、作業体験の後半の組が続けます。
今回の体験は新しい酒米を使った招徳さんの生酛づくりの新商品になるそうです。
私が担当したのは愛山という酒米でした。
出来上がるのが楽しみです。^ ^
作業体験のあとは蔵内も案内していただけました。
酒造り期間中はなかなか見学できないので楽しかったです。
酒米
麹室
タンク
タンクの中はあわあわ〜
搾ったあとの酒粕はがし
そして社長さんのお話を伺いながら試飲タイム。
ピンぼけでした。^ ^;;
社長さんから伺って面白いと思ったお話
・昔と今の酒造りで大きく違うのは各種センサー技術発達と温度管理ができるようになったこと。
・生酛は乳酸菌の増殖にあわせて徐々に酸性が強くなっていく。
乳酸添加で最初から酸性の強い速醸に対して、旨味の出方が違うことは分析でも出ている。
・鑑評会は数多くのお酒を比較しなければならないので、どうしても香りと甘みの強いお酒が
印象に残って選んでしまう。人間は本能的に甘みを求めるから。
・昔は酒造りの時期に福井などから数百人規模で伏見に来ていて、方言があふれていた。
などなど。
貴重な体験、お話が聞けて面白かったです。
新酒と生酛の2本、そして酒粕を買ってきました。^ ^
蔵体験のあとは、伏見を散歩しました。
伏見でかっこいい酒蔵といえば松本酒造さん
文化財としていろいろ登録されている模様
こちらは月桂冠
龍馬関連も。
お昼は蒸し寿司をいただきました。
この後、京都駅に戻って、お土産を少々購入し、名古屋に帰りました。
招徳酒造は純米にこだわった旨味のあるお酒を醸造されています。
好きな銘柄のひとつです。^ ^
2019-01-09 23:25
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コメント(2)
お酒の香りが〜とか言っても、ワタシは下戸なのです・・・。
by achami (2019-01-10 20:26)
自分で手掛けたお酒が飲めるっていいですね。
酒蔵の入っただけで酔いそうな香りは好きですが作業は大変そう。
by 響 (2019-01-16 14:43)